第3回山の小さな展覧会

魂とヒトガタ・みらい

人は精神と肉体を持っています。どちらが欠けても人としての存在は、あり得ないでしょう。今回、近代以降、アーティストがもっとも重要なテーマとしてきた人間の存在について参加アーティストがそれぞれの切り口で問い直すきっかけとなることを願いテーマを「魂とヒトガタ・みらい」と設定いたしました。

 近代社会は、中世から続いた宗教観や封建的な支配の枠を超え人間一人ひとり、「個人」が尊重される社会を目指し確立されてきました。その中で人文科学者、自然科学者たちは、「生命」とは、それを取り巻く「宇宙」とは何か?研究を深化させました。そうした中で画家や彫刻家達は「人間」あるいは、「人間存在」の問題を自らに問いかけ、その謎に対する自らの考えを、表現の深層に潜ませ鑑賞者に鋭く問いかけてきました。それは、後期印象派の画家ゴーギャンの最高傑作と言われる作品の題名「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」によく表れています。こうした表現者達は、「アーティスト・芸術家」と呼ばれ人々から敬意を受けてきました。さらに、今から約百年前、ヨーロッパ全土で起きた第一次世界大戦、同時に発生したスペイン風邪のパンデミックが世界を襲う中、スイスの詩人トリスタン・ツァラ(Tristan Tzara、1896年4月16日 - 1963年12月25日)が「ダダイズム宣言」を世界に向けて発しました。「ダダイズム(アンチアート・反芸術)」の波は、世界を駆け巡り芸術の表現領域は、あらゆる角度に拡散し広がり、多様性と同時代性を求め現代美術が誕生しました。21世紀を迎えた現在、世界は再びり利権にまつわる地域紛争が各地で勃発、新型コロナウイルスによるパンデミックと重大な問題と対峙しています。

 今回の展覧会のテーマ「魂とヒトガタ・みらい」は、「魂=精神」「ヒトガタ=人体」というキーワードを通して人間存在の問題に迫り、みらい<未来>へと開かれた窓となることを願い設定しました。

□ 会期:2021年3月19日(金)〜3月28日(日)

□時間:10:00~17:00

□会場:ことなみ未来館<旧琴南中学校>、中通集落

〒766-0202 香川県仲多度郡まんのう町中通838

□入場料:大人=300円 高校・中・小学生=100円<65歳以上、小学生未満無料>

□主催:旧琴南中学校利活用連絡会文化活動部会

□共催:まんのう町 一般社団法人ことなミライ

□後援:まんのう町教育委員会

□助成:公益財団法人 置県百年記念香川県文化芸術振興財団

□企画協力:香川大学教育学部 谷川研究室

-参加アーティストー

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大栩直也 Naoya Ohdochi
大阪府在住

略歴 1995年 大阪府生まれ 2020年 金沢美術工芸大学 美術科 彫刻専攻 卒業

活動

2018年 11月 「東海さるく 2018」宮崎県 延岡市アーティ スト イン レジデンス

2018年 11月 「東海さるく 2018 滞在作家展」 2019年 3月 北陸朝日放送にて、特集番組放送 北陸朝日放送 YouTubeチャンネルにて、映像作品 2 月点 を無期限掲載。

2019年 6月 「使役」パフォーマンスイベント(金沢美術 工芸大学 エントランス)

2019年 7月 新潟市芸術創造村・国際青少年センター ゆ いぽーと アーティスト・イン・レジデンス「自主活動プ ログラム2019夏季」滞在アーティスト

2019年 8月 AIR 企画「Artist in Share House」 (SHARE HOUSE 180°金沢 )

2019年 9月 彫刻祭2019 AIR企画 滞在作家展「装束」 (SHARE HOUSE 180°金沢) 2019年 10月 「KANABI Ver3.0」(PCゲーム Minecraft 内)

2019年 11月 「MAGフェス2019」招待作家(富山市 グラ ンドプラザ)

2019年 12月 「しょうひん展」(不二 HUNI) 

2020年 3月 「卒展セレクション2020」招待作家(金沢 アートグミ )

2020年12月 個展 「First-person view」360°LIVE@旧財 田上小学校校舎

「二羽の鳥のための音/沈黙」

5本の糸を自動で振動させる装置を制作した。
糸には等間隔に羽と鈴を取り付けている。
祈ることをつづけるために。
あなたのことをわすれぬために。

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​大西よしみ Yoshimi Onishi
​香川県在住

1958年 香川県坂出市生まれ

198年 多摩美術大学油画科卒業

1976年~ 個展・二人展・グループ展〔香川・東京・ロンドン〕

2007年~ ものづくり芸術祭&ZIKKEN 毎年出品。[モノハウス]

2012年  monohouse2012展 [東京本駒込、ギャラリーArtizen]、素の美展&アート・トレッキング[高松天満屋]

2012~'18年 秋寅の館チャリティー展 [秋寅の館ギャラリー]、かがわ・山なみ芸術祭参加(塩江・まんのう・五郷・財田)、個展[ギャラリーうみか]

 

タイトル「滴ルⅤ」

「場」には磁場があり、そして「場」が記憶を宿す・・。そこに立つ人の想像力が場の記憶を呼び起こす。「場の記憶」と「場の未来」。その場に人が立つことで、(制作者並びに鑑賞者が関わることで)場の記憶が上書きされる。過去と未来をつなぐのは、現在そこにあるあなたの存在。

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川島慶樹 Keiju Kawashima
​​大阪府在住

1962年大阪に生まれる  ’84年 大阪芸術大学美術学科彫塑卒業  

[個展]

2019年  Clysa(Spain)

2018年 アートコートギャラリー(大阪)  

2015,17年 始弘画廊(東京)

2014,16年 Gallery idm (釜山、韓国)  

2010,11,16年 gallery morning(京都)

2001,02,06,08,10,16年 ギャラリ− エスプリ ヌ−ボ−(岡山)  

[グループ展]

2019 IL BRUCO E LA FARFALLA 幼虫と蝶 トレント/ イタリア

2018年 石の彫刻シンポジウム「水の石」(Italy) 「ニューウェーヴ 現代美術の80年代」(国立国際美術館)

2016年 カサブランカビエンナーレ (Morocco)  

[野外彫刻]

2020年 ANAインターコンチネンタル石垣リゾート エントランス(石垣島)

2003年 EL PALAU FALGUERA エントランス(Spain)  [屋内彫刻]

2020年 島津製作所 基盤技術研究所(けいはんな)中庭(京都)

2016年 グランドプリンスホテル新高輪 エントランス(東京 ) 他多数

「Twiggy Project 2021, 1/10 model  」

 H3500mm  10pieces ,  stainless steel , glass

Twiggyはタイトルの通り小枝がモチーフになっています、LEDの光を灯すソリッドガラスの蕾をつけた小枝を模した
大型の彫刻を複数本配置することで幻想的な風景を演出することを目的にしています。
今回はこれに加え、この枝でざっくりと作られた猟具のような形状を持った作品が追加されています
ヒトガタがテーマの今展のために、そっと何かを捕まえようとするときの左手の形を模して製作されています。

 

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工藤政秀 Masahide Kudo
​神奈川県在住

主なグループ・シンポジウム等(最近からのみセレクト)

2019年 IL BRUCO E LA FARFALLA 幼虫と蝶 トレント/ イタリア

2018年 高雄国際鉄鋼彫刻フェスティバル 高雄/台湾、1+1=∞ バルガ/イタリア、石の彫刻シンポジウム「水の石」ヴィラアニェード/イタリア ヨーロッパのアーテイストからのメッセージ ヴィラカルチーナ/イタリア

2017年 創造性を求めての旅 台湾+日本 台中/台湾

2016年 第3回カサブランカビエンナーレ カサブランカ/モロッコ、第2回かがわ・山なみ芸術祭(~2020) まんのう町、綾川町他/香川

台南現象5カ国による演繹的推論、台南/台湾  

2015年  旅する精神4th ・ジャカルタ/インドネシア、アートで田んぼ(~2019)・三豊/香川、チャンウンアートフェアー(~2019) チャウン/韓国

個展 国内国外含め多数開催

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「森に棲む」 

建物の時間と記憶。私の生の時間と記憶。建物と作品との対話が始まり、この空間に濃密な時間と新たな記憶が刻まれることを願っている。

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坂井淳二 Jyunji Sakai
大阪府在住

1971年香川県に生まれる

1995年大阪芸術大学卒業。番画廊(大阪)、Oギャラリー(銀座)等個展多数開催

2004年 関西現代版画の開拓者と新世代たち『版の力』展」(京都文化博物館)

2009年 Shape of the Moon (アートフロントグラフィックス・東京)

2011年個展「玄月」(小島びじゅつ室・東京)

2013年「第1回PATinKyoto 京都版画トリエンナーレ2013」(京都市立美術館)

2018年 The International Lithography Days〈大賞〉(Kuenstlerhaus・ドイツ)

2019年-2020年 文化庁海外派遣 (スペイン・バルセロナ)​2020年 個展「Exhibition Junji Sakai  "Ombra de lluna」(Palau Falguera ・バルセロナ・スペイン)​

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石の記憶と教室

この度の展示では、リトグラフ作品と石版を教室に展示します。

私はこれまで、絵画を出発点として、洋の東西をとわない"色と形""光と影"という原始的、普遍的なイメージをリトグラフ(石版画)という古典的技法を用いて、版表現を試みて来ました。

リトグラフ(石版画)という技術は現代的な表現の潮流からみると、いささか時代錯誤的な表現方法に思えるかもしれません。しかし、イメージが石版を介し、物質であるインク・紙と往還する様は、現在の”メディア”の在り方の原初的な姿として知見することができます。

この”メディア”とはハードディスク、USBメモリなどの「記憶媒体」や紙、新聞、広告、電話、テレビ、インターネットなどの「情報伝達媒体」などの情報を伝える媒体だと言えます。さらに教室もまた、「人から人へ情報を伝える空間」であったメディアと言えるのではないでしょうか。

[石の記憶と教室」は、人から人へ情報を伝え、記憶の場所となった教室に、現代では役目を終えたプリントメディアである石版を展示することで、物質とイメージ、メディアとは何かという問いを示唆する空間を提示したいと思います。

「日々の記録・DAILY RECORD」

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澤井家
Sawai Family
​香川県在住

2005年 大阪芸術大学 美術学科 彫刻コース 立体造形 卒業

2006~2009年 大阪芸術大学 美術学科 彫刻コース 総合素材 非常勤副手 勤務

2010~2012年 シモジマ 梱包資材 問屋 契約社員

2013~2018年 有限会社 上手工作所 アイアン家具制作

活動近影

2013年 初個展 澤井元気 BAR KITUTUKI  Facebookキツツキ/バケラブ

2015年 ルームメイトの高橋ドエス(絵描)と自宅にて「日替研究所」設立、コンセプト等 Facebookページ 「日替わり研究所」参照

2015年5/10/   「private public space 」として利用、ミュージシャン 枡本航太 と以降コラボレイトする。/8/22/ 「private public space 」 laska 引越しパーティ

2016年4/30/ 「private public space 」 宇宙市 vol.1、音楽、ラブぺイント、FOOD  、詩の朗読、等

2016年8/11年「private public space 」   宇宙市 vol.3

2018年7年  香川県三豊市 家族と共に移住 /11「OKIRU食堂」参加 看板制作

2019年/6 「OKIRU食堂」 中華版 参加 龍さん制作

澤井真理子

2004年 大阪芸術大学芸術学部 工芸学科テキスタイル染織コース卒業、その後企業のバッグ&ポーチデザイナーを4年、退職後はしばらくアート活動はしていません。裁縫とイラストが好きです。

澤井空未

2016年11月8日生まれ。イイハの日に生まれました。現在4歳。お絵描きとダンスと折り紙が大好きです。好きな食べ物はピザとイチゴ。犬よりネコ派です。

6 年前に私たちは結婚し、5 年前に私たちの子ども、空未が生まれました。3人で暮らす中色々なモノを作ってきました。
家族という別の人間3 人が作った奇怪で珍妙なモノ、喧嘩→破壊→再生、などの日常を繰り返し生み出されたモノをアーカイブとして展示します。現在から過去、現在から未来を見続ける事は、作品を作り続ける上で大切なことだと思います。また、生活をする上でもとても大事だと感じています。現在が作るものは、未来へ投げる石のようなものだと思います。それは川の上流へ向かって投げる石やボールのように未来へ投げると自分のところに戻って来るものなのだと。作品や生活、全てが自分に帰ってくるのだなと思います。今回の作品を通じて、琴南中学校の過去、現在、未来をリンクさせた展示にしたいです。

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谷川博子 Hiroko Tanikawa
香川県在住

1957年香川県生まれ

1980年女子美術大学絵画科 卒業


1987,’89,’90年 個展(東京)


2006~2017年“Zikken展”(香川・茨城・東京)


2013年 かがわ・山なみ芸術祭(香川/塩江美術館、まんのう町天文台)


2015年 原博史・谷川 博子展(ギャラリーなつか・東京)


2018年 個展(うみかギャラリー・香川)、2人展(あーとらんどギャラリー・香川)

「24のまなざし」

作品は自分との合わせ鏡のようなもので、心の「うつし」。ここにある24体の「まなざし」から想いを巡らせて下さい。

以前、展覧会で実物を観てその魅力に惹きつけられた「カチナドール」を参考に造形。それは、アメリカ先住民が信仰し、それぞれが超自然的な精霊としての意味を持つ元々は目に見えない存在。アメリカ先住民の保留地、遠く離れた彼の地(アリゾナ、ニューメキシコ)に想いを寄せて少し調べてみた。そこにはぜひとも観てみたい他にはない圧倒的な風景がある。1940年過ぎからアメリカ企業は、地下資源であるウラニウムを大量に採掘し、521カ所の採掘場が放棄された。未だに除染工事がなされず、そこは先住民の水の採取場に近いため健康被害を及ぼし、そのウラニウムは広島に投下された原子爆弾の元でもあるそうだ。どこの国にもあるだろう光と闇、痛みに改めて気づかされた。

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成田浩彰 Narita HIROAKI

香川県在住

青森県出身/

2013-20年「徳島彫刻集団野外彫刻展」(徳島)

2016年「かがわ・山なみ芸術祭2016」(塩江)

2016年「徳島LEDアートフェスティバル2016」(徳島)

2017,18年「蔵と現代美術展」(埼玉)

2018,19年「大阪御堂筋アート2019」(大阪)

2018,20年「Art Summit on the 御山」(香川)

2018年「かがわ・山なみ芸術祭2018 AYAGAWA」(綾川)

2019年「瀬戸内国際芸術祭2019」(男木島):TEAM男気の一員として活動。

2020年「FOUR ARTS」(高松市石の民俗資料館)

2020年 神戸文化祭「成田浩彰+杉本羽衣 Halbschlafな二人(ふうふ)展」(神戸)

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『ONE‘S HOPE ~縷々縷~』

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虚無を恐れる必要はない。

そこには無数に広がるものがある。

その中から確かなものを選び取れればいい。

不安定でも不確かでもいい。

今回の展示では、無数の空洞体をプールの敷地内に展示します。それぞれの空洞化された人体像同士の関係性を、糸などを用いて関係付けることで意味空間を形成することを考えています。

​「花の時間、人の時間・美合村を祝福する」

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原博史 Hiroshi Hara
​香川県在住

artistname: 原 博史 本名:谷川博史
1956年 香川県に生まれる。1979年 多摩美術大学絵画科 卒業

【個展】
2019年「かまどホール」(香川県坂出市)2016年 Art Beatus HK(香港)2012‛14‛〜 ‘17‘19年 あーとらんどギャラリー(香川県/丸亀市)2007‘08‘10‘15 ‘18年 ギャラリーなつか (銀座、京橋・東京都)2008年 Art Beatus Van(バンクバー市)

【公募展・グループ展】
2020年「ART ISLANDS TOKYO 2020」
2019年「かがわ・山なみ芸術祭2019SHIONOE・MANNO」

2018年「かがわ・山なみ芸術祭2018AYAGAEWA」香川県/綾川町  旧枌所小学校、「山の小さな展覧会2018」香川県/まんのう町

2017年「Art Islands Tokyo2017 in OGASAWARA」東京都小笠原村父島

2013〜‘16年「かがわ・山なみ芸術祭」香川県/まんのう町 

2014‛15年「神戸アートマルシ2014」KOUBE MERIKEN PARK ORIENTAL HOTEL(神戸市)「Art Nagoya2014」ウェスティンナゴヤキャッスル 9F フロア(名古屋市)

2012、‛15‛17年、「Art Islands TokyoTOKYO」東京都大島町、新島

2012年「Unbound Perspectives Exhibition」 Agora gallry ( New York )

2012年「Art Taipei 2012」 Taipei World Trade Center  (Taiwan)

2011年「Round」展  ギャラリーなつか (銀座・東京都)

2010年「Hong Kong International Art Fair 」Hong Kong Convention(香港)、「アートフェアー東京2010」 東京国際フォーラム(東京)、

この作品の構想が浮かんだのは、去年の6月頃だ。コロナ禍で緊急事態宣言が発せられ日常生活に思いもよらない制限が課せられた。その時、「来年の春には………」という思いがあったが今その時を迎えている。時が止まったようにも、非常に遅く進んでいるようにも感じてしまう。それでも赤い椿の花は、変わらず咲いてくれた。花々に祝福されたのではないか?「花の時間」は存在。「人の時間」は認識。と勝手気ままに作ってみました。この場所は、2Fが隠居部屋として使用されていて1Fには、農耕用の牛を飼っていた。この地域は、美合村という素敵な名前であった。美合村の生活を忍ばせるこの空間でかつての人々と生活を椿の花びらによる散華で祝福したい

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藤原慎治 Shinji Fujiwara 
香川県在住

1963年 香川県小豆島生まれ

1985年 大阪芸術大学美術学科修了

主な個展・グループ展

1987年 1th個展(信濃橋画廊・大阪)〜2010 22nd個展(信濃橋画廊)

2011年  個展24th(なびす画廊・東京)

2012年  藤原慎治展「漂着点へ」25th(高松市塩江美術館・香川)

2013年  瀬戸内国際芸術祭2013 TEAM男気(男木島・香川)、かがわ山なみ芸術祭(石の民俗資料館・香川、新収蔵品紹介「信濃橋画廊コレクション」を中心に(兵庫県立美術館)

2014年  藤原慎治展26th(Mei PAM2・香川)、個展27th(なびす画廊)

2016年  坂出アートプロジェクト「人工の地層と人の夢」(坂出人工土地・香川)、瀬戸内国際芸術祭2016 TEAM男気(男木島)、 かがわ山なみ芸術祭2016(旧塩江上西小学校・香川)

2017年  藤原慎治展28th(Mei PAM2)

2019年  瀬戸内国際芸術祭2019 TEAM男気(男木島)

「時を呑む」

テーマは「命のかたち・繋(つな)ぐ」です。

私が卵を手に入れて、孵したニワトリとウズラです。

人は生きていくために多くの命をいただいて身体に取り入れています。命とは植物の時間、動物の時間のこと。農は時間を育て生み出す作業であり、この作品は誰もが知っているはずの「自らの命は多くの死の上にしか成り立たない」という当たり前のことに目を向ける装置です。私はいずれ産み落とされる卵を食べ、羽をむしり、体を開き、その肉を食べます。やがて私の時間も誰かの体に吸収される時が来ればいいのですが・・・

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細川和音 Kazune Hosokawa
​愛知県在住

1997年  香川県まんのう町生まれ

2016年  香川県立高松工芸高校美術科卒業

2019年「色鉛筆の花」愛知県森林公園おもてなし花壇の設計デザイン制作、国際瀧冨士美術賞 優秀賞、愛知県立芸術大学令和元年度優秀学生賞

2020年 愛知県立芸術大学美術学部美術科彫刻専攻卒業、第15回 CBC 翔け!二十歳の記憶展 中日新聞社賞

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[Reincarnation]

大昔から繰り返されている。生命が誕生し、老いていく過程を形にしたいと考えました。

生まれ、少しずつ成長し、立ち上がり、新たな命をはぐくみ、死に向かう5体を展示します。

植物の球根や花びら、花瓶、人体をモチーフに取り入れて制作しました。

「しあわせふりつむ」

人は人生の旅をします。それは時に楽しく、時に苦しく、生きている全てのものがこの世界を共有して、それぞれの場所や幸せを求めて旅しているのです。時間は目に見えず不可逆なものですが、その場にそっと降り積んでいるように感じます。そこにもここにも、時は刻み歴史が作られているのです。先人や大地への敬意や畏怖の念、故郷への感謝や懐かしむ想いを込めながら制作した作品群です。